GREEN VEIN · 城市通道計畫

緑脈号
台中シティ・ムービング展|メトロ × 自転車 × 徒歩

観光列車が鉄道を「台湾を読む方法」に変えたように、緑脈号は台中メトロ緑線を一本の移動する展示に変えます。座って眺めるのではなく、大・中・小の三つの交通を乗り継ぐ。その速度差のなかに、都市の構造が見えてきます。

なぜ「号」と名づけたのか

観光列車がしているのは同じことです。移動の手段でしかなかったものを、その土地を知る方法に変える。緑脈号はそれを都市のなかで行います。緑線は16.71キロ、18駅。北屯の車両基地から高鉄の玄関口まで——それはちょうど台中という都市の縦断面です。北と南、新と旧、日常と伝説。

16.71 km18 stationsG0 — G17北屯 → 烏日

三つの速度、三つの見え方

都市はひとつの速度では姿を現しません。時速60キロで見えるのは骨格、時速15キロで分かるのは尺度、時速4キロでようやく人が見えます。緑脈号は、同じ一行が一度の行程で三つの速度をすべて通るように設計されています。

  1. 01 大交通メトロ≈ 60 km/h

    車窓は流れるファインダー、ホームは展示の結節点。高架区間は都市全体を平らに広げて見せてくれます——中央公園はかつて1940年の台中飛行場、大慶駅では台鉄とメトロが並走し、高架下の空き地はまだ答えを待っています。この区間で見るのは都市の骨格と、それが計画された論理です。

  2. 02 中交通公共自転車≈ 15 km/h

    七期再開発区の尺度は、自転車でしか測れません——歩けば遅すぎ、車では速すぎて、街区がどれほど引き伸ばされたかを感じ取れないのです。秋紅谷、恵来遺跡、夏緑地のストーンサークル、蔦屋書店、そして水安宮まで。新しい都心がどう計画されたのか、その答えは車輪のリズムのなかにあります。

  3. 03 小交通徒歩≈ 4 km/h

    最後の区間は必ず徒歩です。人が見えるのはこの速度だけだから。大麺羹のかん水の香り、来来豆漿の焦げた甘さ、旧社公園の何年立っているか分からないモモタマナ、市内で最も地価の高い土地公廟。動線はあえて地元の老舗を通ります——支払いの一つひとつが地域に残ること、それが私たちの考える地方創生の唯一の定義です。

三つのプラン

二つのルートは市政府駅でバトンを渡し、合わせると緑線を全線走りきります。片方だけでも、一日で全線でも。

プランA大交通90分 + 小交通60分

緑軸の鼓動

北区間|北屯総駅 G0 → 市政府駅 G9

二つの鉄道が交わる日常と、深夜の大通りの伝説。前半はメトロで都市の骨格をつなぎ、後半は街区へ潜り込みます。

  • 北屯総駅 G0|全線で二つだけの地上駅。パブリックアート《浮島》が大坑山群の雲霧を霧で再現
  • 松竹 G4|全線最小の曲線半径が足もとに。旧社公園は墓地から森へ、南興宮は台中四大媽祖廟のひとつ
  • メトロの眼|下車しない車内ガイド。ムカデ伝説、工事の記憶、車窓の向こうの1940年の飛行場
  • 文心桜花 G8a|桜花野球場は校内にない。西苑の球児たちは学校から走って行く
  • 徒歩の終章|1.1キロ。来来豆漿、黙契珈琲、金銭豹の白い館、そして台湾大道の前世
2時間最低 NT$6,000(10名)、超過分はお一人 NT$450
プランB中交通60分 + 大交通35分 + 小交通40分

時間の折り目

南区間|市政府駅 G9 → 烏日駅 G16

光緒年間、伊東豊雄、そして台中メトロが同じ土地に折り重なる。唯一サイクリング区間のあるプラン——七期の尺度は車輪で測るもの。

  • 市政府駅 G9|自転車60分。秋紅谷、恵来遺跡公園で「最も古い台中人」を探し、市内で最も地価の高い土地公廟へ
  • 水安宮 G10|時間の裂け目。高層ビルと区画整理の前から、ここには生活と神がいた。駅名が地域の記憶をどう担うかも
  • 車窓の穴埋め|水安宮→大慶は下車なし。文心森林公園、南屯、豊楽公園、九張犁、九徳——どの駅か当ててみて
  • 大慶 G13|ほぼ90度の屈曲は「彼」に会うため——ここで台鉄とメトロが並走する
  • 烏日 G16|徒歩10分で烏日ビール工場、場内ガイド30分。市場と酒造——地域の暮らしの発酵
2時間最低 NT$6,000(10名)、超過分はお一人 NT$450
プランC大・中・小すべて、一日およそ5時間

緑脈縦貫

全線|北屯総駅 G0 → 烏日駅 G16(二区間連結)

一日で緑線を全線。北と南、新と旧がつながって、都市の縦断面がようやく完成します。フルカスタム:時間、班分け、食事、ガイドの言語、企業テーマまで組み替え可能。料金は別途ご相談。

  • 二つのルートは市政府駅でバトンタッチ。あいだに昼食や地元での会食を挟み、午後に後半へ
  • 人数の上限なし。1班20〜25名程度、大人数は複数班に分けて実施。二区間の順序は入れ替えも逆走も可能
  • 企業テーマの追加も可能:ESGレポート取材、都市計画・交通政策の視察、部門の研修、協会の年次視察
  • 自社で設計・印刷した走読ハンドブック、スポット解説カード、記念品を、企業専用版として組み合わせ可能
一日(約5時間)フルカスタム、料金は別途
団体予約を問い合わせる →

企業・協会に選ばれる三つの理由

終われば終わりの行事ではありません。ここで生まれるものは、サステナビリティ報告書にも書けるし、地域にも残ります。

  • SDG 11 · 13

    低炭素の旅

    全行程を公共交通・公共自転車・徒歩で。観光バスは出しません。同じ人数、同じ午後でも、移動手段そのものがこの企画で最大の削減項目になります。しかも算定でき、報告書にも書ける数字です。

  • SDG 8 · 12

    地方創生

    動線はあえて地元の老舗を通ります。大麺羹、鵝庄、老田庄の楊桃ジュース、来来豆漿、南屯の麻芛湯、烏日ビール。写真だけ撮って通り過ぎるのではなく、支払いが地域に残る。報告書では定量化できる地域調達になります。

  • SDG 4 · 11

    サステナビリティ教育

    遺跡、廟、鉄道、都市計画がそのまま教材です。暗記ではなく問いで進めます。高架下の空き地は何になりうるのか。重慶路や甘粛路の路名に地理的な脈絡がないのはなぜか。都市は自然に育つのか、それとも世代を重ねて想像されたものなのか。持ち帰るのは土産ではなく問いです。

団体でのご利用

プランA 緑軸の鼓動プランB 時間の折り目プランC 緑脈縦貫
区間北屯総駅 → 市政府駅市政府駅 → 烏日駅全線(二区間連結)
所要時間2時間2時間一日(約5時間)
交通の組み合わせメトロ+徒歩自転車+メトロ+徒歩三つすべて
人数10名以上、上限なし10名以上、上限なし必要に応じ班分け
料金最低 NT$6,000(10名)、超過分 NT$450/名最低 NT$6,000(10名)、超過分 NT$450/名フルカスタム、別途見積

三プランともルート体験と地元の食の体験を含み、中国語・英語に対応。メトロ運賃、公共自転車のレンタル料、地上交通費は含みません。3日前までにご予約を(プランCは2週間前を推奨)。

このルートの出自

緑脈号は私たちが勝手に考えた行程ではありません。2026年台中メトロ緑線パブリックアート計画「城市通道」から生まれたものです。主催は台中市政府メトロ工事局、委託は台中捷運股份有限公司、私たちは実施を委託されたガイドチームです。2026年9月4日と5日、二日かけて全線を歩き、走読ハンドブック、スポット解説カード、集合案内の折込を制作しました。下の写真はその二日間のものです。そのあと、団体で予約できるプランに整えました。

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